魅力引き立つ黒色パーティードレスの選び方!お呼ばれ結婚式のゲスト向け
お呼ばれ結婚式に、どんなパーティードレスを着て行くか、選ぼうとしている時。
「もしかして、黒い色のパーティードレスを着てしまうと、お呼ばれ結婚式ではマナー違反?」と悩んでしまうことはありませんか?
「可愛いと思うパーティードレスがあっても、黒だと着ていけないのかしら……」結論から言うと、選び方やコーディネートにさえ気を付ければ、お呼ばれした結婚式でも黒のパーティードレスを選んで全然OKなのです。
とは言っても、マナーに反する黒のパーティードレスもあるにはあるので、どんなドレスなら選んでもいいのか、どうコーディネートすれば結婚式でも大丈夫なのか、知っておかないと不安ですよね…。
そこで今回は、結婚式に着て行っても大丈夫な黒のパーティードレスの選び方や、コーディネートのコツについて解説していきます!
目次
そもそもなぜ黒色のパーティードレスはマナー違反と言われがちなのか?
黒色は、体のラインをすっきり見せてくれるし、なんか大人っぽくて品のある色に感じる方も多いかと思いますが、同時に黒色の衣装は、喪服の暗いイメージがあります。
しかし、結婚式は華やかなムードで新郎新婦を祝福する場なので、”暗い雰囲気になりそうな色は相応しくない”というイメージがあることから「黒色のパーティードレスは、もしかしてマナー違反になってしまうのでは?」と言われてしまいがちなのです。
ただし裏を返せば、暗くならずフォーマル過ぎない華やかな黒色のドレスであれば、喪服のイメージもなく暗い印象を与えることもないので、最近では問題ないとされています。
ただし、羽織物を明るい色にすることが絶対条件となります。
結婚式のゲストが着れる魅力あふれる黒色のパーティードレス4例
ではまず、お呼ばれ結婚式や二次会に着ていける、黒のパーティードレス(ブラックドレス)の例を4つご紹介しましょう。
1. つややかなシャンタン生地のパーティードレス
PREFERENCE
〈シャンタンブラックティアード ドレス〉
~POINT~
- 上質なシャンタン生地が艶やかに見え、華やかな場でも馴染みやすく高級感がある
- アシンメトリーなデザインがオシャレで、黒でも地味で暗い印象を与えない
このドレスは、ドレスらしいシルエットかつデザインのため、黒でもパーティー感を演出できていることが特長です。
また、明るく上品な色合いのピンクのショールを着用しているので、黒いドレスの上品な雰囲気を更に際立たせてくれています。
2. 斜めのドレープデザインが黒ならではの”シックさ”を引き立てるパーティードレス
~POINT~
- パーティードレス全体的に光沢感があり、上品なイメージに仕上がる
- 斜めに流れるドレープデザインと、黒色の組み合わせでよりシックに見える
少しフォーマルに見えるシルエットですが、斜めのドレープがパーティードレスらしい華やかな印象を与えてくれます。大人っぽく、品がある女性にぴったりの黒色パーティードレスです。
3. レース切替とウエストの大きめリボンがアクセントになっている黒色パーティードレス
~POINT~
- シルエットは広がりが少なくシンプルだけど、レース切替が華やかに見せてくれる
- 同色の大きめリボンが大人可愛い印象に
レースデザインのスカートが落ち着いた大人っぽさ&華やかさを表現。シンプル過ぎないドレスを好まれる女性にオススメです。
4. キラキラのビジューが華やかな黒色のパーティードレス
Daryl Diamond(AIMER)
〈ビジュー×ボックスプリーツ ドレス〉
~POINT~
- キラキラしたビジューが、結婚式披露宴・二次会にふさわしく華やか
- ボックスプリーツならではのふわっとした広がりが、上質な”ドレス”感を演出
女性らしさを演出してくれるトップスのビジューに、軽やかに広がりがあるスカートが、落ち着いた色ながらも元気な雰囲気をもたせてくれます。
いつも明るく元気だけど、ちょっぴり大人の女性を演出したいあなたにオススメです。
結婚式で着る黒色パーティードレスを選ぶ時の3ポイント
先ほど挙げた、お呼ばれ結婚式・二次会用の黒のパーティードレスの例も踏まえた上で、お呼ばれ結婚式に着て行っても大丈夫な、華やかなパーティードレスの選び方のポイントを3つ解説したいと思います。
1. スカートの丈は少し短めでもOK! (長すぎる丈は重たくなるのでNG)
黒のパーティードレスは、ひざ上5cm~ひざ下5cmくらいの丈のものを選ぶのが理想的です。
ミモレ丈(ふくらはぎくらいまでの丈)のパーティードレスも、オシャレとされていて人気ではありますが、お呼ばれ結婚式で着るパーティードレスに選ぶ場合は、少々重苦しさを感じるかもしれません。
また、ミモレ丈よりも長いロング丈のパーティードレスも、「魔女なの?」とつっこみたくなるくらいに重たい印象を与えてしまうので、お呼ばれ結婚式用には選ばない方がいいでしょう。
(そもそも、お呼ばれ結婚式では、ロング丈のパーティードレス自体、選ばない方が無難ではあります。)
2. スカートがふんわり広がっているドレスを選ぶ
これは後で説明しますが、お呼ばれ結婚式や二次会用のパーティードレスをコーディネートする際に最も重要なのが、お葬式っぽいコーディネートになっていないかどうかという点です。(結婚式に着ていけるドレスかどうかのカギはこれになります。)
その点を踏まえた上でオススメの黒のパーティードレスは、スカートに広がりのある、フィット&フレアーのような、”パーティードレス感が強い”シルエットのドレスです。
特に30代以上のオトナの女性の中には、「あまりドレス感の強い、フリフリふわふわっとしたデザインは恥ずかしいから」と、Iラインのようなスッキリとしたシンプルなシルエットのパーティードレスを選ぶ方も多いかと思います。
しかし、黒色でシンプルすぎるシルエットのパーティードレスを選んでしまうと、見る人によってはお葬式のブラックフォーマルワンピースに見えてしまう可能性があるので、注意が必要です。
スカートに広がりがあって、誰が見ても「あれはパーティードレスなんだな」と思われるシルエットを選ぶ、あるいはシンプルなシルエットでも、キラキラ目立つビジューやコサージュなど、デザインにポイントのある黒いドレスを選ぶのが良いでしょう。
もちろん、パーティ感のあるシンプルな黒色のドレスもお葬式のよう暗さがなければ大丈夫です!
3. サテン、レース、ラメ入りなどの素材のドレスを選ぶ
他の色と比べた時の、黒という色の欠点は、少し地味な印象を与えてしまう点です。
華やかな装いであるべきお呼ばれ結婚式や披露宴では「黒のパーティードレスを選ぶことで、地味に見られないか、場の雰囲気をワントーン暗くしないか」ということが、ちょっとした不安の種でしょう。
そこで、黒色の”地味な印象を与えてしまう”という欠点を補うために、逆に黒色を引き立てるツヤ感やキラキラ感のある素材のパーティードレスを選ぶことがポイントです。
例えばサテン生地は、ツヤ感やハリ感があるので、高級感のある華やかな装いになります。
また、軽やかなレース生地は、華やかかつ女性的な印象を与えるので、お呼ばれ結婚式や二次会にはオススメです。
さらに夜の結婚式なら、生地全体にキラキラ光るラメが入ったパーティードレスも良いですね。
その他、シフォン生地、チュール生地など、ふんわりしていて”ドレス”感のある素材も、お呼ばれ結婚式・二次会用パーティードレスに選ぶには適しています。
黒色のパーティードレスに合わせる小物のコーディネートのコツ
はじめにもお伝えしましたが、お呼ばれ結婚式や二次会で、黒のパーティードレスを着る時は、”喪服”感を出さないようにコーディネートすることが、いわば最優先事項です。
今記事の冒頭では、”お呼ばれ結婚式で黒のパーティードレスを着ることはマナー違反ではないですよ、大丈夫ですよ!!”と言っていますが、ただ1つマナー違反があるとすれば、それは全身を真っ黒でコーディネートしてしまうことです。
黒のパーティードレスを着たうえで、ストールやボレロ、ジャケットなどの羽織物、バッグ、パンプスなどの小物等も全て黒で合わせてしまうと、全身真っ黒の装いになってしまい、お祝いの席ではふさわしくありません。
それこそ、まるでお葬式に参列しているような人に見えてしまいます。
ここからは、黒のパーティードレスを喪服っぽく見せないためのコーディネートのコツについて説明していきます。
1. 羽織物は、ベージュやゴールドなどの明るい色を選ぶ
黒のパーティードレスを着る時、次に”見える面積”が大きいストールやボレロなどの羽織物は明るい色を選ぶことで、「全身真っ黒コーデ」になってしまうことを防ぐことができます。
例えば黒のパーティードレス×ベージュの羽織物、あるいは黒のパーティードレス×ゴールドの羽織物の組み合わせは、カラーバランスがよく、一段オシャレなコーディネートに仕上がります。
2. パンプスは、ベージュやシルバーなど華やかな色を選ぶ
羽織物と同様、黒のパーティードレスと合わせた時に”喪服のような重苦しい印象”を与えないように、パンプスも明るい色を選ぶと良いでしょう。
黒のパーティードレスと合わせやすいのは、ベージュやシルバーのパンプスです。
あんまりゴテゴテすぎるデザインのパンプスはNGですが、細かいラメ入りデザインなら、ゴージャス感がプラスされるのでOKです。
3. ネックレスは、黒色を避けて選ぶ
お呼ばれ結婚式や二次会用のパーティードレスに合わせるネックレスとして、パールのネックレスはとても万能に使えます。
しかし、黒のパーティードレスと合わせる時は、パールネックレスの選び方にも、ちょっとした一工夫が必要になるのです。
注意点1. ブラックパール(黒真珠)のネックレスは選ばないこと
まず、ブラックパール(黒真珠)のネックレスを選ぶのは避けること!
どんな色のパーティードレスを着る場合でも、ブラックパールは避けた方がいいのですが、黒のパーティードレスを着るときは、特に選ばないようにしてください。
理由は想像つくかもしれませんが、黒のパーティードレスにブラックパールネックレスを合わせた途端に、お葬式感がかなり強くなってしまうためです。
注意点2. 白のパールネックレスでも、短すぎるものは避けた方が無難
また、どんな色やデザインのパーティードレスとも合わせやすい白のパールネックレスでも、黒のパーティードレスと合わせる際にはちょっと注意点があります。
「絶対ダメ!」ということはありませんが、短すぎる白のパールネックレスは、避けた方がいいかもしれません。
パールネックレスにはそれぞれ長さがあり、チョーカーより少し首周りに余裕があるくらいの短めのネックレスも、胸あたりまである長めのネックレスもあります。
短いパールネックレスの方が、フォーマルな場には適しているのですが、その一方でお葬式につけていくパールネックレスは短いものを選ぶことがマナーであるため、特に年配の方は”短めのパールネックレス=お葬式用フォーマルネックレス”と連想してしまう可能性もあります。
特に黒のパーティードレスに、短めで白のパールネックレスを合わせてしまうと、先述の”短めのパールネックレス=お葬式用フォーマルネックレス”というイメージが結びつきやすいです。
そのため、お呼ばれ結婚式に黒のパーティードレスを着て行く場合は、ゆるっと長さに余裕のあるパールネックレス、二重以上のパールネックレス、もしも夜の結婚式ならパールネックレスではなくラインストーンネックレスビジューネックレスを選ぶと良いでしょう。
ヘアスタイルはアップがオススメ! (特に黒髪の女性)
これは、黒のパーティードレスに限ったことではないですが、特に黒のパーティードレスを着る場合はとにかく「重苦しく見えないこと」が重要なため、セミロング以上の髪の長さがある人は、スッキリとアップでまとめたヘアスタイルにしておくのが良いでしょう。
特に黒髪の人は、黒のパーティードレスに黒髪が垂れていると、結構重たく見えてしまうので、ハーフアップではなく思い切ってオールアップにするのも手です。
さらに小顔効果を狙うなら、ゆらゆらと揺れる長めのピアス・イヤリングを付けると良いでしょう!
黒のパーティードレスを着るときは、小物を含めた全体的なコーディネートが大切!
お呼ばれ結婚式や二次会に、黒のパーティードレスを選んで着て行く場合は、パーティードレスそのものだけでなく、羽織物やネックレス、バッグやパンプスなどの小物を含めた全体的なコーディネートが大切です。
姿見などで小物を含めた全身コーディネートを見て、お葬式のブラックフォーマルに見えないかチェックしましょう。重苦しいところがあれば、小物で差し色を取り入れて、色にメリハリをつけるようにしましょう。
ちなみに黒ベースの差し色として優秀なのは、ベージュ、シルバー、ゴールド、ライトピンクなどです。
結婚式でも大丈夫な黒のパーティードレスをかしこく選んで、他の明るい色のパーティードレスより、華やかでおしゃなコーディネートを楽しみましょう!
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