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結婚式のクラッチバッグのおすすめの選び方とマナー

結婚式 クラッチバッグ

パーティー用のオシャレなバッグとして、20代から50代くらいまで幅広い年齢の方に人気のクラッチバッグ。

クラッチバッグならではの、長財布を大きくしたようなスマートなデザインは、ドレスシーンにもピッタリですが、クラッチバッグだったら何でもかんでも結婚式に持って行っていいわけではありません

今回は、クラッチバッグのおすすめの選び方を紹介しつつ、バッグ選びのマナーてについても解説します。

目次

結婚式におすすめのクラッチバッグの選び方

結婚式に持っていくクラッチバッグを選ぶ時は、「高級感があるか?」「パーティーらしさはあるか?」を見極めることが重要ポイントです。

また、後述しますが、クラッチバッグは、荷物の入る量がかなり少なめです。

実店舗で購入するときは、可能であれば実際に中を開けて見て、自分にとって必要最低限な持ち物が入るかどうか、チェックしてみましょう。

以下では、デザイン・素材から、結婚式におすすめのクラッチバッグを紹介します。

  • シルク生地のクラッチバック
  • サテン生地のクラッチバッグ
  • ビジューがついたクラッチバッグ
  • パールがついたクラッチバッグ
  • チェーンつきクラッチバッグ
  • クラッチバッグの色は白以外OK (黒はデザインによる)

シルク生地のクラッチバッグは高級感がある

シルク 素材

シルクといえば、天然素材の中でも特に”高級”というイメージが強い素材です。

シルク生地ならではのやわらかさは、高級感だけでなく、優雅な印象も与えてくれます

結婚式の会場に持ち込んでも全く恥ずかしくないクラッチバッグを選ぶなら、シルク素材を選ぶがオススメです。

シルク生地はやわらかい分、破れやすいデメリットもありますので、開け閉めの際など引っ張りすぎないように注意しましょう。

サテン生地のクラッチバッグは上品にキラめく

サテン生地 イメージ

パーティードレスの素材としても人気のサテン生地は、結婚式に持っていくことに適したクラッチバッグにもよく使われています。

やはり、独特の光沢感(上品にキラキラしている感じ)が、パーティーの中でも特に品の良さが重視される結婚式において、ふさわしいと言えるでしょう。

ビジューつきクラッチバッグは豪華に見えてシンプルコーデのアクセントにも

ビジュー イメージ

ビジュー(ジュエリーストーン)つきのクラッチバッグも、結婚式のマナーにおいては”アリ”です。

特に、着用するパーティードレスをシンプルにした場合は、ビジューつきのクラッチバッグをアクセントにするのもオシャレのちょっとしたコツです。

ただ、昼間の結婚式(特にガーデンウエディング)ではキラキラと眩しさを感じさせすぎて、不釣り合いになってしまいますので、ビジューが細かく量も控えめなクラッチバッグを選ぶか、サテンやシルクのクラッチバッグを選ぶのがオススメです。

パールがついたクラッチバッグはきちんと感がある

パール イメージ

パールはフォーマル感を出せるとして、ネックレスなどに選ぶのに人気です。

それと同様、デザインにパールが使われているクラッチバッグも、結婚式会場に持っていきやすいと思われます。

例えば、肩ひものチェーンがパールになっているクラッチバッグを、長さは短めで粒の大きさも控えめなパールネックレスと合わせると、バランス良く見えます。

もちろん、フォーマル感が重視される結婚式の会場でも浮かないので、親族として参加する場合でもOKです。

チェーンつきのクラッチバッグ

チェーン イメージ

「肩ヒモ(チェーン)つきのクラッチバッグはどうなんだろう? ショルダーバッグに見えて、ルール違反にならないかな?」と思うかもしれませんが、肩ヒモつきのクラッチバッグは結婚式のマナー的に選んでもOKです。

特にお子さん連れで結婚式に参加し、手が離せない機会が多いときは、チェーン付きのクラッチバッグが活躍します。

チェーンはなるべく細いものが品よく見え、ピングゴールドのような高級感のある色のチェーンや、先述したパールのチェ―ンがオススメでしょう。

逆に、皮ヒモやごつすぎるチェーンは、カジュアルなイメージを与えてしまいますのでNGです。

クラッチバッグの色は真っ白以外はOK

結婚式に持って行けるクラッチバッグの色ですが、花嫁衣装をイメージさせる真っ白以外なら、何色を選んでもOKです。

どんなパーティードレスとも比較的合わせやすいのは、ベージュ・ゴールド・シルバーなどの色です。

しかし、必ずしもこの色のクラッチバッグを選ばなくてはいけないわけではなく、パーティードレスのコーディネートのアクセントカラーとなるような差し色をうまく選ぶと、「結婚式のマナーをちゃんと分かっている人」というだけでなく、「オシャレ上級者」に見られることができます。

カラーのことも含めたパーティードレスとクラッチバッグのコーディネートについては、下記記事でも触れていますので、興味がある方はぜひ合わせてご覧ください!

→ 結婚式用パーティードレスとバッグのおすすめカラーコーデ集

結婚式のマナー上、選んではいけないクラッチバッグ

ここまでは、結婚式にオススメのクラッチバッグを紹介してしました。

ここからは逆に、結婚式のマナーから判断して、結婚式に持っていってはいけないクラッチバッグを紹介します。

  • クリアビニール素材のクラッチバッグ
  • ファー素材のクラッチバッグ
  • ワニ革やヘビ革のクラッチバッグ
  • ブランドロゴが目立ちすぎるクラッチバッグ
  • 真っ白のクラッチバッグ
  • ドクロプリントのクラッチバッグ
  • キャラクタープリントのクラッチバッグ

クリアビニール素材はカジュアルイメージが強すぎるのでNG

クリアビニール

最近は、中の布地が透けるようなクリアビニール素材のクラッチバッグが、10代~20代の女性の間で人気となっていうようです。

涼しげで、ビーチに行くにはもってこいかも知れませんが、お呼ばれ結婚式に持っていくのはNGです。

理由は、カジュアルイメージが強すぎるからで、パーティードレスとも似合いません。

ファー素材は動物の殺生をイメージさせるのでNG

ファー イメージ

結婚式のマナーの基本中の基本と言えるかもしれませんが、ファーが使われたアイテムは動物の毛皮(つまり殺生)をイメージさせるので、結婚式に持って行ってはいけません。

これは、クラッチバッグの場合も同様です。

最近はずいぶん結婚式のマナーもゆるくなってきたようなのですが、参列者の中には厳しい目で人を見られる方もいるかもしれません……。

念の為、マナー違反だと思われかねない素材のクラッチバッグは選ぶのをやめておきましょう。

ワニ革やヘビ革は重厚感があるものの殺生をイメージさせるのでNG

ワニ革 イメージ

ワニ革やヘビ革のクラッチバッグは、一見”高そう”に見えて、「高級感のある装いが良しとされる結婚式にはピッタリじゃないの?」と思うかもしれませんが、やはり皮物である以上、動物を殺生するイメージがあるため、おめでたい場である結婚式の場には不向きです。

普段使いでリッチなイメージを出すために使うくらいが、ちょうどいいでしょう。

ブランドロゴが目立ちすぎるクラッチバッグは悪目立ちしてしまう可能性があるのでNG

GUCCI(グッチ)やシCHANEL(シャネル)などのハイブランドは、女子の憧れですよね。

「高そうに見える」というか本当に高いので、ここぞという時のお出かけには適しているでしょう。

しかし、結婚式にハイブランドのクラッチバッグを持っていく場合に気をつけていただきたいのは、ブランドロゴが目立ち過ぎていないかということです。

クラッチバッグ全面にブランドロゴが「ドン!」とあるデザインは「もしかして自慢している?」と、良くない印象を持たれてしまいかねません。

結婚式にハイブランドのクラッチバッグを持っていく場合は、ロゴが控えめで、きちんと見ないとそのブランドだと分からないくらい控えめなものを選んだほうが好印象です。

真っ白のクラッチバッグは花嫁衣装を連想させるのでNG

先述しましたが、真っ白のクラッチバッグは、花嫁衣装を連想させるため、結婚式披露宴・二次会に選ぶのはNGです。

そして、グレーゾーンなのは真っ黒のクラッチバッグです。

ビジューやビーズなど、きらびやかな装飾のない真っ黒のクラッチバッグの場合、見ようによってはお葬式用のバッグに見えてしまいます。

黒いクラッチバッグを選びたい場合は、ビジューなどが多めに使われていたり、ドレープがしっかり入っているなど、少し派手なデザインを選ぶと良いでしょう。

ドクロプリントは不吉なのでNG

これはもう、想像の範囲内かもしれませんが、ドクロの描かれたクラッチバッグを結婚式に持っていくのは、不吉なのでNGです。

「結婚式でもロックにきめたい!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、さすがに結婚式ではやめておきましょう。

ちなみに、ドクロのモチーフは祝い事全般において避けることが推奨されているので、仮にご夫婦に子どもが生まれてお祝いにお洋服などを贈るときも、ドクロは避けた方がいいです。

キャラクターモチーフのクラッチバッグは高級感があってもNG

「キャラクターモチーフなんて大人になってからは持たないよ!」と思ってしまうかもしれませんが、最近は大人の女性をターゲットにしたキャラクターモチーフのアイテムもたくさん出ているのです。

キティちゃんなどのかわいいキャラクターがラインストーンでかたどられているものなど、様々あるようです。

クラッチバッグにおいてもキャラクターのデザインが一部入ったものがあるようなので、安っぽく見えないような工夫はされていますが、やはり結婚式に持っていくのは不向きでしょう。

他の参加者さんはやはり結婚式のマナーにのっとった、上品なデザインのクラッチバッグを持たれているので、明らかに浮いてしまいます

結婚式用クラッチバッグの中身(持ち物)

クラッチバッグ 中身

結婚式用バッグには、これまでお話ししてきたクラッチバッグの他に、ハンドバッグも選ばれますが、どちらも先述したように椅子に置ける程度の大きさが好ましいです。

基本、バッグは小さい方がフォーマルイメージが強くなります。

そのため、容量が少ないクラッチバッグ等の中身はかなり厳選しなくてはいけないことになります。

  • 2つ折り財布 (長財布は大きすぎて入らないため、入れ変える。不要なカードを家に置いてくる。)
  • スマートフォン (デジタルカメラの代わり)
  • ハンカチ (できれば無地の上品なもの)
  • 最低限のメイク道具 (口紅、コンパクトくらい)
  • 目薬 (コンタクトをしている人)
  • ご祝儀袋 (手に取って持ち歩くのは不用心なため)

このくらいの持ち物で、クラッチバッグはいっぱいになってしまうと思います。

他に自分にとって必要な小物を入れてもいいですが、カチッとクラッチバッグを閉めたときに、形が変わってしまうくらいに物を詰め込むと、見た目が不格好ですし、”ふとした拍子にクラッチバッグの口が開いてしまって、中身が散らばる”などという恥ずかしいハプニングが起こってしまう可能性もあります……。

「基本、女性は荷物が多いよね」なんて言われていますが、クラッチバッグを使う際は思い切って持ち物を減らす努力をしましょう。

クラッチバッグに物が入りきらないなら、サブバッグを活用しよう

とはいえ、物理的には「クラッチバッグ1つでお呼ばれ結婚式に出かける!」というのが不可能な場合も多いと思います。

お子さん連れで参加する場合はオムツなどで荷物が増えるのは明らかですし、ストッキングの予備など、着替えを用意したい方もいらっしゃると思います。

このように、クラッチバッグに入りきらない荷物がある場合は、サブバッグを活用するといいでしょう。

サブバッグはトートバックのように取っ手付きで大きめなものが良いです。サブバッグは結婚式の会場内には持ち込まず、ロビーのクロークに預けるか、更衣室にあるロッカーに預けます。

会場の中に持っていかないとはいえ、カジュアルすぎるサブバッグは不格好なので、デニム素材、クリアビニール素材などは避けましょう

サブバッグに紙袋を使うのはNG!

また、サブバッグとして紙袋を使うのはNGです。

アパレルブランドの紙袋は、見た目がオシャレなので、ついつい結婚式のサブバッグにも使ってしまいそうになりますが、言ってしまえば全く高級感のない紙素材であることが結婚式のマナーにおいてはNGなので、選ばないようにしましょう。

1万円前後で、結婚式に合うクラッチバッグが購入できる

ドレープが入っていて高級感を感じさせるクラッチバッグ、豪華な飾りがついていてエレガントなクラッチバッグであれば、パーティーシーンにふさわしいです。

  • シルク素材やサテン素材のクラッチバッグ
  • ビジュー(ジュエリーストーン)やパールつきのクラッチバッグ

これらのクラッチバッグは、もちろんメーカーによって値段に差はあるものの、だいたい10,000円前後で、質の良いものが購入できます。

オススメブランド「Aimer」のクラッチバッグも1万円前後

Aimer クラッチバッグ

Aimer公式サイトより転載

ViviDressでもオススメしている人気パーティードレスブランド「Aimer」のクラッチバッグも、1万円前後で購入できます

(写真中のeが12,960円、fが9,180円です。)

結婚式用クラッチバッグは普段使いできないのがデメリット

先程、「1万円前後のクラッチバッグなら、安っぽく見えない」とお伝えしました。

ただ、結婚式用クラッチバッグを購入するデメリットを挙げるなら、普段使いできない割にお金がかかってしまうところです。

先述しましたが、例えばシルク素材のクラッチバッグの場合、とてもやわらかく破れやすいので、洗濯はほぼ不可能と考えてもよく、普段使いして汚してしまったら、おそらくもう結婚式には持って行けません。

  • 普段使いできないクラッチバッグを高いお金で買うのはもったいない
  • 汚れないように、お家で保管できる自信が無い

上記に当てはまる方は、購入するだけではなく、クラッチバッグをレンタルすることの検討もオススメします。

レンタルドレスを扱っている実店舗・サイトでは、クラッチバッグの貸出を行っているところも多いです。

(ネットレンタル専門サイト「ViviDress」でも、クラッチバッグだけで31点のお取り扱いがあり、3泊4日のご利用あたり3,200円です。)

購入でもレンタルでも、結婚式ならではの特別なクラッチバッグを選びましょう!

いかがでしたか?

パーティードレスもそうですが、結婚式用のクラッチバッグも、普段は持つことのない特別なおしゃれアイテムです。

せっかくの華やかな機会ですから、結婚式ならではのマナーはクリアしたうえで、コーディネートの高級感の底上げに一役買う、クラッチバッグを選びたいですね!

「実際にパーティードレスとクラッチバッグ(パーティーバッグ)はどう合わせるとオシャレかな?」と悩まれている方は、下記記事を参考にしてみてくださいね!

→ 結婚式用パーティードレスとバッグのおすすめカラーコーデ集

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