10月の結婚式の上着の選び方とオススメ!〜行き帰り用と式場内用〜
「10月~11月にかけて、お呼ばれ結婚式にどんな上着を着ていったらいいのか分からない!」とお悩みの方が、多いのではないでしょうか?
- 暑いのか寒いのか判断がつかない
- 暑い日が続いていたかと思えば、急に寒くなる
- 寒くなったと思ったら、意外と暑い!
10月の上着選びが難しいのは、場所により気温は違うものの、10月上旬はまだ暑い、10月中旬は暑いような寒いような、10月下旬はハッキリと寒さを感じる日がある等で、どんな上着を合わせればいいのか決めにくいという理由があります。
また、あまり結婚式に参加された経験のない方は、「上着だったら何でもいいの? 上着選びにも、結婚式のマナーを反映させた方がいいんじゃないの?」と気になるかも知れません。
そこで、今回の記事では、10月のお呼ばれ結婚式にオススメの上着の選び方をお話したいと思います。
目次
10月~11月(秋)の結婚式にオススメの上着
まず、ひと口に”上着”と言っても2種類あります。
1つは結婚式場や二次会場に行く時・帰る時に羽織る上着、もう1つは式場内で羽織る上着です。
結婚式の披露宴会場・二次会場へ行く(帰る)ときの上着
まず、10月~11月にかけて、結婚式場や二次会場へ行く、もしくは帰る時にオススメの上着は、コートかストールです。
特に、薄手のトレンチコートと大判ストールは結婚式場への移動時などの定番アイテムと言えます。
コートならベージュ色の薄手のトレンチコート
“コート”には様々な種類があります。レザーのコート、ダウンジャケットのコート、デニムコート、ツイードコート……。
しかしどれも結婚式のパーティードレスには合わせにくい(もしくは、結婚式のマナー的にアウト)です。
唯一、パーティードレスに合わせやすいのは、トレンチコートです。
10月上旬~下旬にかけての気温は、大阪なら21℃~16℃くらい、東京なら20℃~15℃くらいです。
気温が1ケタになるような真冬とは違いますので、裏起毛つきのトレンチコートでは暑すぎます。
スプリングコートとも呼ばれるような、サラッと薄手のトレンチコートを選ぶことがオススメです。
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ストールならカシミヤなど厚手素材の大判ストール
トレンチコートの代わりに、大判ストールを上着代わりに使うこともオススメです。
会場内で羽織るものとは別に、外を移動する時のストールを用意するなら、カシミヤなど温かく厚手のものを選ぶといいでしょう。
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カシミヤやウールなどは、カジュアルなイメージがあるため、式場内で羽織ることは好ましくありませんが、結婚式の披露宴会場・二次会場へ移動している間なら、問題ありません。
結婚式場(二次会場)へ入った後の上着
後ほど、マナーの項でも説明しますが、コートや厚手のストールを着こんだまま、着席するのはNGです。
必ずロビーからクロークに預けたり、更衣室へ入ってロッカーへ入れるなどしましょう。
10月に結婚式場の室内で着るオススメの上着(羽織物)には、次のような種類があります。
- ジャケット風ボレロ
- ベロア、スエード、立体フラワーなど厚みのある上着
ジャケット風ボレロは秋にピッタリかつフォーマル感も出せる
ジャケット風のボレロは、秋の季節感にピッタリかつ、かっちりしていてフォーマル度も高いので、親族として結婚式に出席する場合にもオススメです。
ジャケット風ボレロではなく、ジャケットを羽織ると、室内では暑すぎるかもしれません。
また、ジャケットのように固さがある生地の場合、身動きがとり辛いことも考えると、やはりジャケットの”ような”見た目のボレロを選ぶことがオススメです。
ベロア・スエード・立体フラワーなどの上着は秋~冬向き
ベロア素材やスエード素材、または立体フラワーがモチーフになっている上着は、秋~冬の結婚式にオススメです。
通常の羽織物と比べて暖かいと決まっているわけではありませんが、見た目的に秋・冬らしさがあります。
9月の結婚式ではまだ、ベロア・スエード・立体フラワーの上着を羽織るのは早すぎるように思われますが、10月に入ってからならおかしくないでしょう。
結婚式の上着に関するマナー
結婚式の上着を選ぶ時にも、もちろん結婚式ならではのマナーを気にしなくてはいけません。
- 真っ白い上着を選んではいけない ※花嫁衣装を連想させるため
- アニマル柄の上着を選んではいけない ※動物の殺生をイメージさせるため
- 皮(毛皮)の上着を選んではいけない ※動物の殺生をイメージさせるため
これらは、外で着る上着にも、結婚式の会場内で着る上着にも当てはまります。
また、羽織物ではなく防寒としての上着は、結婚式場の建物に入ったらすぐに脱いで、腕にかけて持つのがマナーです。
結婚式というよりは作法の基本になりますが、上着の裏地を見えるようにたたみ、腕にかけるとさらにスマートです。
結婚式で使える上着一覧
ここで一旦、結婚式に使える上着の種類をまとめたいと思います。
シーン | 季節 | フォーマル度 | ポイント | |
---|---|---|---|---|
ストール ショール |
行き帰り 結婚式中 |
年中 | 普通 | サラッと羽織ることで、エレガントな印象になる |
ボレロ | 結婚式中 | 年中 | 普通 | 一年を通して使いやすく、どんなドレスとも合わせやすい |
ジャケット(風ボレロ) | 結婚式中 | 秋冬 | 高い | フォーマル度が高く、結婚式受付や親族の方向き |
薄手のトレンチコート (スプリングコートなど) |
行き帰り | 春秋 | 普通 | 肌寒い気温(20度前後)にオススメ |
厚手のトレンチコート (裏起毛付きなど) |
行き帰り | 冬 | 普通 | 真冬にオススメ |
フォーマルコート(黒) | 行き帰り | 冬 | 高い | 冠婚葬祭に使えるが、ドレスが黒の時は避ける |
ストールやボレロは年中使いやすいですが、防寒着としては適していません。
また、黒のフォーマルコートは晩秋~冬にかけて使う事ができますが、ドレスが黒の場合、喪服のように見えてしまうのでNGです。
できれば、お葬式にも着ていけるコートではなく、ベージュなど明るい色の上着を選んだ方が、結婚式にはふさわしいでしょう。
3種類のパーティードレス別に選ぶ上着
ここでは、パーティードレス別の、上着の着用パターンを3つご紹介します。
- 袖があるドレスの場合
- 袖がないドレスの場合
- 丈が長いドレスの場合
袖があるドレスなら、ストールがオススメ
写真のように、袖付きで結構ボリュームもあるパーティードレスの場合、腕回りがタイトな上着だとキツく、腕の部分だけ着膨れしてしまう可能性もあります。
そのため、結婚式場内できるなら、ストールやショールを羽織ることがオススメです。
10月ならまだそこまで寒くないので、行き帰りには大判ストール(カシミヤ・ウールなど)が1枚あると便利です。
袖のないドレスなら、ジャケット風ボレロがオススメ
写真のように袖がないパーティードレスの場合、着膨れしないので上着を選びやすいです。細身のジャケットでも、腕を通しやすいでしょう。
行き帰り用の上着を別に選ぶのが面倒な場合は、外でも中でも対応できるよう少し厚手のジャケット風ボレロを選ぶといいかもしれません。
しかし、会場内が暑く感じる場合であっても、中が袖なしドレスだと脱ぐことができないので、できれば別々にしておくといいでしょう。
丈が長いドレスなら、丈の短い上着がオススメ
写真のように、長めの丈のパーティードレスを着ていく場合、上着の丈のバランスが重要です。
パーティードレスと上着、両方の丈が長いとダボッとしてだらしない印象に見えます。
胸のすぐ下あたりまでのストール・ボレロなどを着ると全体的にバランスがよく見えます。
体型のお悩み別の上着の選び方
10月というところだけに関わらず、体型のお悩みがあって「どの上着にしたらいいのか分からない!」と思っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで、上着を選ぶうえで、よくある体型のお悩みをピックアップして、それぞれのお悩みに適した選び方を紹介したいと思います。
- 二の腕が太い
- 腕が短い
- 肩幅が広い
- 全体的にぽっちゃりしている
二の腕が太い方は、フレア袖の上着がオススメ
二の腕が太い方は、フレア袖の上着(ボレロなど)を着用すると、ボレロの袖の広さの影響で腕が少し細く見えます。
腕や肩がパンパンになってしまうくらいにキツいジャケットは、身動きしにくいので不向きです。
腕が短い方は、5分袖の上着がオススメ
身長が低い方にも多い悩みだと思いますが、腕が短くすそが余ってしまい、上着に着られているような感じになってしまうという方もいらっしゃいます。
腕が短い方は、5分袖~7分袖の上着を選ぶと、ちょうどよく着ることができます。
肩幅が広い方は、ストール・ショールがオススメ
肩幅が広い方は、ボレロでもジャケットでも、肩周りがキツいことがあります。
そんな場合は、濃い色のストールやショールを羽織っていくのがいいでしょう。
肩幅が広い方は「ガッシリ見られることがイヤ」と思われている方も多いですが、ストールを羽織ることで、全体的に柔らかい印象にもなります。
全体的にぽっちゃりしている方は、濃い色の上着がオススメ
「全体的にぽっちゃりしているので、全体的に細く見せたい」という方は、ネイビーや黒など濃い色の上着を羽織ることがオススメです。
できれば、”後ろより前が長いボレロ”など、縦ラインを強調できるデザインの方が、スッキリ細く見えます。
<関連記事>
→ お呼ばれ結婚式でぽっちゃり体型が可愛く着れる!パーティードレスの選び方
結婚式で使う上着のまとめ
10月の結婚式にオススメの上着の選び方をここまでご紹介しましたが、オススメはこの2点でしたね。
- 結婚式場への行き帰りに着る上着なら、トレンチコート(スプリングコート)か大判ストール
- 会場内で着るならジャケット風ボレロ・ボレロ・ストール
結婚式の行き帰りの上着は寒さ対策でもあるので、その時の気温に合わせて選んでください。また、結婚式の会場では、パーティードレスに合わせたコーデをするのが好ましいですね!
結婚式の会場内で着るボレロやストールは3回利用しないならレンタルがオススメ
行き帰り用の上着なら、「着ることができそうなコートを既に持っている」方が多いと思いますが、もし無い場合は、普段使いもできると割り切って購入するか、貸衣装屋でレンタルする方法があります。
ただ、意外と手持ちがなく困ることが多いのは、結婚式中に着る上着(羽織物)です。
結婚式の雰囲気に合うボレロ・ストール・ジャケット風ボレロは、私服のカーディガン等とはまったく違い、普段使いできるものではありません。
そのため、もし羽織物が手元にない場合は、購入するかレンタルするかで悩むかと思います。
結婚式では、毎回同じ羽織を着るのは恥ずかしいですし、そもそもドレスが変わると合う羽織物も変わってくるので、難しいところです。
そんな時は、「3回着るなら購入、1回しか着なさそうならレンタルにしてみるのはどうでしょうか?
「とても気に入ったデザインのボレロがあり、仮に3回着るなら購入」すると決め、逆に「着回しができなさそうで、1・2回しか着ないかも?」というイメージなら、レンタルで気に入った上着を着ることがオススメです。
ViviDressでは、ジャケット風ボレロ、ストール、ショールなどのレンタルができます。
- ドレスがまだ決まっていない
- コーディネートがうまくできない
という方に向けた、セットレンタルも行っていますので、気になる方はぜひご覧ください。
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