秋に着るパーティードレスの選び方!9月~11月のお呼ばれ結婚式に
涼しくなり、過ごしやすくなる秋。
秋の結婚式の会場は、明るい雰囲気であった春・夏に比べて、落ち着き、重厚感のある装いになります。
そのため、身につけるパーティドレスも軽やかさや涼けさ、明るさや元気さを意識したものではなく、シックで暖かみを感じるものを選ぶのがオススメです。
そこで今回は、以下3つの観点から、秋にオススメのパーティドレスの選び方をご紹介します。
- 秋にオススメのシルエット
- 秋にオススメの生地
- 秋にオススメのカラー
秋にオススメのパーティドレスのシルエット
春・夏はフワッとした感じ、風になびくような軽やかさをイメージさせるパーティドレスが適していますが、秋から冬にかけては、全体的にハリのあるしっかりしたシルエットが、重厚感を感じさせるのでオススメです。
ボリューミーで重たいシルエットのパーティドレスも、秋なら重苦しくありませんし、スカート丈が長いものを選んでみるのも良いです。
夏場は汗をかいて体に張りつくイメージがあるので避けていた、タイトなパーティドレスも、涼しくなり汗をかかなくなる秋なら着られます。
秋にオススメのパーティドレスの生地
秋にオススメなパーティドレスの生地は、「サテン」「シャンタン」「シフォン」です。
秋ならではのシックな感じ、高級感を演出できます。
春・夏は薄手の生地を選んでいたかと思いますが、秋・冬は、厚手のしっかりした生地を選ぶと良いでしょう。
光沢があるサテン生地のパーティドレスは秋のシックな雰囲気にマッチ
※サテン生地
光沢があるサテン生地は、高級感があるだけではなく、秋ならではのシックな雰囲気にとてもマッチします。
サテンは、大人っぽいデザインのパーティドレスに使用されていることも多いので、年代も20代~40代くらいまで幅広く着られます。
シャンタン生地のパーティドレスは、ハリがあるので厚みがしっかりあるイメージに
※スカート部 シャンタン生地
シャンタン生地、というと聞き馴染みがあまり無いかもしれませんが、縦糸と横糸の種類が違い、横向きに筋のような模様が出ることが特徴の素材です。
独特の横糸模様があることに加え、生地にハリがあるので、実際の生地の厚みよりも、更にしっかりとした厚みがあるように見えますので、秋にもピッタリなパーティドレスです。
シフォンのパーティドレスは秋でも使える!
シフォン素材のパーティドレスは、どんな季節でも万能に使えます。
あまりに薄手すぎるものだと、寒く見えてしまうかもしれませんが、生地自体が厚手で部分的にシフォンが使われているものなら、秋・冬でも違和感なく、結婚式の会場の雰囲気から浮くこともありません。
ファーが使われているものは結婚式では避けた方が無難
最近は「絶対にNG!」ということも無いようなのですが、やはり会社の人が集まるなどフォーマルな結婚式の場では、殺生をイメージさせるファーの使用は避けておいた方が無難です。
パーティドレスやボレロなどの羽織り物、バッグなど、ファーを使ってみたい所はたくさんありますが、「どうしても着たい!」という理由がない限り、やめておいた方がいいかもしれません。
秋にオススメのパーティドレスのカラー3つ
秋にオススメするパーティドレスのカラーは、ずばり暖色系です。
春・夏は明るく鮮やかなカラーを選ぶことがオススメですが、秋は深みや温かみを感じさせる濃い色味のパーティドレスがマッチします。
- 紅葉をイメージさせる「赤」
- 秋の深み・渋みをイメージさせる「ダークグリーン」
- 稲穂の色をイメージさせる「黄金色」
紅葉など、秋ならではの色味を感じさせる赤のパーティドレス
赤は、暖炉の火などの暖かみを感じさせる色であることに加え、秋ならではの紅葉の色もイメージさせます。
くすみ・渋みのある、暗めのトーンの赤を選ぶと、より秋らしくシックな着こなしができます。
ちなみに、”ボルドー”と”ワインレッド”にはわずかながら違いがあり、ボルドーはブラウン味の強い赤、ワインレッドは紫みの強い赤です。
秋にピッタリ! 深みがあるワインレッドのパーティドレス
La Defence (Genet Vivien)
〈ワインレッドスクエアネック ドレス〉
秋にピッタリ合う、深みのある赤(ワインレッド)のパーティドレスです。
トップにたっぷりギャザーがあしらわれた、エレガントなデザインで幅広い年代の方にご着用いただけます。
ギャザーの陰影もキレイで、光の加減でドレスの色が変わって見えることや、ウエストに斜めに入ったタックのおかげでウエストが細く見えることがポイントです。
シックで上品に! ボルドーのパーティドレス
ウエストの大きなリボンがポイントのパーティドレスです。
ボルドーと相性のいいブラックが、リボンやスカート裾のレースなどに使われており、秋ならではのシックでイメージを演出してくれます。
生地には少し光沢があり、しっかりと厚みもあります。
秋の渋み・深みをイメージさせるならダークグリーンのパーティドレス
秋のシックな雰囲気は、渋み・深み・くすみから連想されます。
その雰囲気をよく表してくれるのが、ダークグリーンのパーティドレスです。
春・夏はライトグリーンで新緑のフレッシュな感じをイメージできましたが、一方ダークグリーンは、落ち着いた感じ、重厚感をイメージできます。
カシュクールデザインで大人っぽく! ダークグリーンのパーティドレス
大胆なカシュクールデザインが、大人っぽい印象のダークグリーンのパーティドレスです。
ハリや光沢があり、秋にマッチする重厚感も感じさせてくれます。
また、ドレス表面に凹凸があるので、光の加減により色味が微妙に変わるところもポイントです。
全体的にクールなイメージのパーティドレスなので、甘い雰囲気のパーティドレスは苦手だという方にも、選んでいただける1枚です。
グリーン×ブラックのパーティドレスで秋らしくシックに!
YLANG YLANG
〈フロントリボン・サテン×ラメシャンタン ドレス〉
深みのあるグリーンとブラックの組み合わせが、秋らしくシックな、サテン×シャンタン生地のパーティドレスです。
トップのデザインは、大きなリボンを結んだようなシルエットで、普通とは違うデザインのパーティドレスを求める方にもオススメです。
もしストールなどを羽織るなら、ベージュなど明るめのカラーを選ぶと、全体的な色味のバランスが良くなります。
秋の収穫をイメージ! 黄金色のパーティドレス
稲穂など、秋の収穫をイメージさせるパーティドレスは、大人っぽい雰囲気で着こなせます。
ゴールドはゴールドでも、深みのある感じ、あるいはブラウンに近い感じの濃い色味だと、より秋らしくシックなコーディネートに仕上がります。
ドレープで大人っぽく! 深みのあるゴールドのパーティドレス
くすみのある、深いゴールドのパーティドレスです。
コクーンシルエットのメリハリのあるデザインが、エレガントなイメージを与えてくれます。
スカートのゆったりしたドレープが、太ももまわりをカバーしつつ、秋らしい重厚感を演出する1枚です。
スッキリシルエットで上品に! ゴールドブラウンのパーティドレス
スッキリとタイトめなシルエットで上品な、ゴールドブラウンのパーティドレス。
スカート丈が長めで、首周りの露出も少なく、品のあるイメージになります。
シンプルなシルエットではありますが、ゴールドの総刺繍がエレガントで、高級感もあります。
羽織り物にブラックやダークブラウンを使うと、全体的な雰囲気が引き締まり、より秋らしいシックなコーディネートに仕上がります。
定番カラーも秋らしさを演出! ブラックとネイビーのパーティドレス
ブラックやネイビーのパーティドレスは、年中使えるいわゆる”定番カラー”で、「季節として合わせるには、しょっと無難すぎ?」と思われるかもしれませんが、デザインや生地を考慮して選べば、しっかり秋にもマッチする着こなしになります。
渋みのある大きな花柄は秋でもOK! ブラックのパーティドレス
「花柄のドレスは、春や夏以外だと浮いてしまうんじゃない?」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
しかし、写真のドレスのように、渋みのある大きめの花柄なら、秋でも違和感なく合わせられます。
スカートにはしっかりと光沢があるので、高級感も演出できます。
20代~40代まで、幅広い年代の方にご着用いただける1枚です。
ハリ感のある華やかなデザイン! ネイビーのパーティドレス
生地にハリ感があり、ベージュの花柄刺繍が秋らしく華やかな、ネイビーのパーティドレスです。
スカートは大きめのタックでゆるやかな広がりを見せ、品があり女性らしい着こなしになります。
秋にオススメ! パーティドレスの選び方のまとめ
秋に着るパーティドレスは、生地が厚手で、ハリや光沢があるものを選ぶと、秋ならではの重厚感やシックな感じを演出することができます。
また、気温が低くなりはじめるので、着こなしには“暖かみ”が欲しいところ。
そこで、カラーは暖色系、特に渋みや深みのある「赤」「ダークグリーン」「黄金色」を選ぶと良いでしょう。
ドレスの色が濃いと、それに合わせて黒いタイツを合わせたいと思う方もいるかもしれませんが、やはりフォーマルな結婚式の会場にはふさわしくないので、きちんと肌の色にあうストッキングを履いていくことが好ましいです。
秋の結婚式のお呼ばれに、ピッタリのパーティドレスでお出かけしましょう!