結婚式のパーティードレスと合わせるコートの選び方 | 冬のお呼ばれ結婚式に
今回の記事では、“意外に難しいお呼ばれ結婚式のパーティードレスに合わせるコート(アウター)の選び方”を特集します。
11月から3月にかけて、結婚式に参加される方はぜひ参考にしてみて下さい。
目次
お呼ばれ結婚式では避けるべきコート5選
結婚式にお呼ばれした際、パーティードレスに合わせて着るのを避けた方がいいコートは、次の5種類です。
結婚式用のパーティードレスや小物選びのNGポイントと、共通している部分も多くあります。
- アニマル柄コート
- レザーコート
- ファーコート
- モッズコート
- ダッフルコート
【1】アニマル柄コート
ヒョウ柄やゼブラ柄など、動物の柄が入っているコートは、生き物の殺生をイメージさせるため、お祝いの場である結婚式にはふさわしくありません。
見た目も派手で周りから浮いてしまうので、アニマル柄コートは絶対に避けましょう。
【2】レザーコート
革でできたレザーコートもアニマル柄コートと同様に、生き物の殺生をイメージさせるため、お呼ばれ結婚式に着て行くのはNGです。
「フェイクレザーならセーフ?」と思われるかも知れませんが、やはりパッと見が”革”である以上、フェイクレザーコートも避けるべきです。
【3】ファーコート
エレガンスなファーコートは、パーティーシーンに似合うイメージがありますよね。
しかしファーも生き物の殺生を連想させるため、結婚式においては本物のファーコート・フェイクファーコート、ともに着てはいけません。
“フードだけにファーが付いているコート”の判断だけは、難しいところです。マナー違反だと白い目で見られるのが不安な方は、避けた方が無難ではあります。
ただ「着られない」とすぐに諦めてしまうのではなく、1度フードとファーの境目をチェックしてみて下さい。たくさんボタンがついていれば、ファーだけ取り外すことが可能だと思います。
“ファーを取り外したコート”であれば、もちろん結婚式に着て行っても大丈夫です。
【4】モッズコート
キレイなシルエットの物もありますが、モッズコートはカジュアルイメージが強いので、フォーマルな装いが必須のお呼ばれ結婚式にはふさわしくありません。
【5】ダッフルコート
ダッフルコートは形自体はキレイなのですが、前を閉めるボタンのあたりがややカジュアルです。
マナー的にも少し不安ですし、パーティードレスと合わせてもチグハグな感じがするので、結婚式には着て行かないほうがいいでしょう。
黒のコートはコサージュなどで華やかにアレンジすれば着用OK
「黒のフォーマルコートは、結婚式に着て行っても大丈夫なの?」という疑問をよく聞きます。
黒やネイビーのパーティードレスと黒のフォーマルコートを合わせてしまうと、全身真っ黒のコーディネートになってしまい、喪服のようなので結婚式にはあまりおススメできませんが、パーティードレスのカラーが明るければ、黒のフォーマルコートを着るのもアリです。
ただ、アレンジなしで黒のフォーマルコートを着ると、やはり華やかさに欠けます。
そこで、小物で黒のフォーマルコートにアクセントを加えてみて下さい。
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大きめのコサージュやブローチ、細かなラメ感のあるストールなどを身に付けると、黒のフォーマルコートでも華やかに見えます。
白のコートはできるだけ避けたほうがいい
「絶対にNG!」ではないのですが、真っ白のコートは避けておいた方が無難です。
コートは式場内に着こんでいく物でないとはいえ、白はやはり花嫁さんの特権なのです。
お呼ばれ結婚式にふさわしいコートの選び方
お呼ばれ結婚式には着て行けないコートを5つ紹介したところで、今度は着て行けるコートを紹介しましょう。
実は意外と選択肢が多いので、自分なりの重視ポイントからコートを絞り込んでみて下さい。
- パーティードレスと合わせやすいことを重視
- 防寒性を重視
- トレンドを重視
- 普段使いできることを重視
パーティードレスと合わせやすいことを重視
フォーマルコートは、そう何着も買い揃えられる物ではありませんよね。
そこで「どんな色のパーティードレスとも合わせやすい万能コートが欲しい!」という方も多いはずです。
どんな色・どんなシルエットのパーティードレスとも相性がいいのは、次のようなコートです。
- ベージュのトレンチコート
- ネイビーのトレンチコート
- グレーのトレンチコート
ベージュはとにかく万能であり、ネイビーは大人っぽい印象に、グレーはオシャレであかぬけた印象に見えます。
防寒性を重視
基本的には厚手でないコートの方が上品に見え、パーティードレスと合わせて着た時のシルエットもしっくりくるのですが、妊娠中の方など、体を冷やさないことが何より大切な方もいらっしゃるはずです。
フォーマル度が少し下がることは気にしないで、ロングダウンコートなど、できるだけ暖かい装いで出かけて下さい。
トレンドを重視
オシャレ好きな方なら、トレンドを意識したコートを選びたいところですよね。
最近であれば、チェスターコートの人気が高いようです。
トレンドコートはオシャレである一方、来年・再来年には着にくくなるというデメリットもあるので、”そのシーズンかぎり着用”することを想定して、UNIQLOなどリーズナブルかつ安っぽく見えないブランドで購入することをオススメします。
普段使いできることを重視
「普段着としても使えるコートがほしいな」という方は、ベージュのトレンチコートが1番使いやすいかと思います。
ただし、普段着として着倒してしまうと、次回結婚式にお呼ばれした際には着られなくなるため、“普段着トレンチコート”と”よそ行きトレンチコート”は分けて持っておくことが理想的です。
逆に「普段着のトレンチコートをお呼ばれ結婚式に着ていけるかどうか」は、着倒しすぎてシワがよっていないか、糸がほつれていないか、汚れが目立っていないかなどをチェックして、判断して下さい。
結婚式のコートについてよくある悩み
ここでは、お呼ばれ結婚式に着て行くコートに関してよくある疑問にお応えします。
- 結婚式のコートを脱ぐタイミングが分からない
- 結婚式場にクロークがない
結婚式のコートを脱ぐタイミングが分からない
結婚式のコートを脱ぐタイミングについて、マナー的に何が正解なのか悩まれる方が意外と多いようです。
基本的にはクロークに荷物を預けるタイミング(※1)で、コートを脱げば大丈夫です。
どうしても不安な方は、会場に入る直前にコートを脱げば、マナー違反にはならないので安心して下さい。
ただコートを抱えて会場に入る時は、ぐちゃぐちゃに持つのではなく、縦にたたんで腕にかけ上品に見せることがポイントです。
※1 受付を済ませる前にクロークへ荷物を預けましょう。
結婚式場にクロークがない
結婚式場にクロークがなく、コートをはじめとする大きな荷物を置く場所がないと困りますよね。
クロークがない結婚式場では、会場の後ろなど目立たないところに大きな棚や机があり、コートをかけるハンガーラックがあることが一般的です。
ただ、もしかするとハンガーラックすらない場合もあるため、棚や机に直置きすることにならないよう、コートが入るサイズの上品なサブバックを準備しておくと安心です。
結婚式用のコートを購入するならオススメのブランド
お呼ばれ結婚式に着て行くコートは、やはり高品質であるべきです。
予算は50,000円くらい(そのシーズン限りの着用なら10,000円くらい)を想定しておくといいでしょう。
特に良いコートが見つかりやすいのは、以下のブランドです。
- UNTITLED(アンタイトル)
- 23区
- 組曲(クミキョク)
ワールドやオンワードの公式通販サイトなどから購入できるほか、百貨店にも多く出店されています。
コートの実際の色のイメージや丈感を確かめるなら、実店舗での購入がオススメです。
上記3つのブランドは、全国の百貨店に展開されています。もしも該当ブランドの無い百貨店でも、婦人フォーマルを取り扱っていない百貨店は無いと思うので、結婚式用コートを買いに行く場所に悩んだらとりあえず百貨店に行けば大丈夫です。
コートを試着する際のチェックポイント
実店舗でコートを試着する際、「どこを見るべきなのかな?」と悩まれる方がいらっしゃるかもしれません。
自分に似合うコート選びで最も重要なのは、全体的なサイズ感ではなく“肩幅”です。
肩幅がきつすぎると動きづらいですし、肩幅に余裕がありすぎると借りてきた服を着ているような、変なシルエットになります。
販売員さんからアドバイスをもらって、自分の肩幅にピッタリ合う結婚式用コートを選びましょう。
寒さが和らいできたら厚手の羽織物とのコーデがオススメ
以上、冬場の結婚式にお呼ばれするなら知っておきたい、コートの選び方についてお伝えしました。
ちなみに、3月半ばを過ぎて寒さが和らいできたら、ジャケット風ボレロなど比較的厚手の羽織物を選ぶと、オシャレですしクロークに預ける荷物が少なくなるのでオススメです。
⇒ パーティードレスと羽織物のコーディネートを詳しく知りたい方はコチラ
※「10月の結婚式の上着の選び方とオススメ」のコラムへリンクします。
難しいと思われがちな結婚式用コート選びですが、絶対に選んではいけないコートさえ避ければ、割と何でも着て行って大丈夫なので、ぜひ自分好みのオシャレなコートを選んでみて下さい。
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